2015年7月4日土曜日

2つ目のベンチャー企業設立!


(注)服部社長のアドレスが間違っていたそうです。
下記が正しいアドレスです。

hattori@powerele-academy.co.jp

・・・・・
先月、ドクター2年の金澤康樹がベンチャー起業を設立致しました。
詳細は下記です。

「島根大学パワエレ研究室の日常」での金澤社長のブログ

2年前に立ち上げたパワエレアカデミーに続いて、本研究室から2つ目のベンチャー企業の誕生です。
貯めていた大阪王将でのバイト代で、登記料と資本金を賄ったそうです。(笑)


さて、本研究室の最初のベンチャー企業、パワエレアカデミー社長である服部(ドクター3年)より下記の案内がございます。

--------------------------------------------------------------
セミナー日時:7月28日(火)13:00~17:00(受付開始:12:30〜)
セミナー会場:神奈川県横浜市西区北幸 2-8-4 横浜西口KNビル5F

セミナータイトル:
次世代パワー半導体デバイスとその応用
~次世代パワー半導体デバイスの登場によって変化するパワーエレクトロニクスとその周辺技術~

セミナー概要:
パワーエレクトロニクス技術はパワー半導体デバイスの技術進歩と伴に発展し、特にIGBTが開発された1980年代以降、目覚ましい変化を遂げました。 IGBTの出現はスイッチングデバイスに印加される電圧と流れる電流変化率(dv/dtとdi/dt)の制約を解放し、サージ抑制用スナバ回路の省略や簡素化の実現、 さらには低インダクタ実装技術の発達やスイッチングの高周波化も進みました。その結果、現在では電力変換器の低損失化や高性能化が達成されています。 一方で近年、IGBTに置き換わるパワー半導体デバイスとしてSiCパワー半導体デバイスが実用段階に来ています。 「SiCパワー半導体デバイスを従来パワー半導体デバイスとの単なる置き換え」だけではパワーエレクトロニクス技術の更なる進展は望めません。 そこで、本セミナーではこのSiCパワー半導体デバイスの登場によって、今後パワーエレクトロニクス技術の何が変わるのか、 またパワーエレクトロニクスがどのように進化していくのかをその周辺技術も交えて議論致します。

セミナー講師:
 サンケン電気株式会社 技術本部プロセス技術統括部 兼 技術主査技術主査研究組合次世代パワーエレクトロニクス研究開発機構
 佐藤 伸二氏 (工学博士)


セミナープログラム:
-第1部 電力変換器と電力用パワー半導体-【13:00~14:45】
1.電力変換器と基本回路
2.電力変換器の損失分布 -現在と過去-
3.高周波スイッチングのメリット
4.パワー半導体デバイスからみた電力変換器のバリエーション
-第2部 新材料パワー半導体の応用技術-【15:00~16:40】
1.新材料パワー半導体の種類と特徴
2.ユーザーから見た電力変換器の付加効果
3.新材料パワー半導体の登場に合わせて開発したい周辺技術
4.SiCパワー半導体デバイスを用いた変換器開発事例
5.SiCパワー半導体デイバスに向いている変換器/向いてない変換器
6.まとめ
【16:40~】
1.名刺交換会
※名刺交換会は会場の都合上、最大17:30までです。

参加費:39800円 (テキスト代・消費税含む)

ご連絡は服部(hattori@powerele-academy.co.jp)までご連絡いただければ幸いです。
--------------------------------------------------------------

産総研のFUPETで有名な佐藤伸二さんのご講演案内です。
元々は回路屋さんなのですが、今ではSiCのモジュール技術にももの凄く詳しくなっており、SiC応用の最前線に居られる方です。
電源会社で電源を経験して、その後、国プロで最先端研究に携わっておられます。
引き出しが余りに多いので、上記の内容以外にも、色々質問されたら、非常に深い議論ができる方です。
是非!

どうでも良いですが、佐藤さんは、私のドクター時代の同級生でもあります。
あれから10数年。
お互い、遠くまで来たものです・・・。(笑)


【講演・出版物のご紹介】
    ■出版物

  1. 「パワーエレクトロニクス回路における小型・高効率設計法 ~昇圧チョッパから結合インダクタの設計まで~ (設計技術シリーズ)」、科学情報出版
    アマゾンサイトはこちら
    紹介ページ< http://masayamamoto.blogspot.jp/2014/11/blog-post_12.html

    ※好評で売れているみたいですので(電気工学部門でランキングが4位でした!感謝です!)、アマゾンの在庫が無くなった場合、このサイトからも購入可能です< http://www.it-book.co.jp/books/017.html
    ※何度かアマゾンでは売り切れていたそうで、申し訳ございません。



パワエレ研に是非、応援のクリックを!
    ↓