2016年10月17日月曜日

服部社長のお仕事


本研究室OBの服部社長は現在、大阪大学が採択したNEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)の「パワーエレクトロニクス技術に関する人材育成事業の展開」の国プロを、奈良高専・大阪大学特任助教としてプロジェクト遂行に関わっています。
10月8日はそのプログラムの中のシメの講演会で招待講演とのことで、お手伝いにお話しに大阪まで行ってきました。

こんな立派なところでセミナーをやっているとは、服部社長も偉くなったものです。(笑)



会場入口。



このセミナーは半年くらいかけてパワーエレクトロニクス回路を実機構築するというカリキュラムになっているそうです。
企業の若手の皆さんが、必死で実験装置を作っておられます。



服部社長も説明で皆さんをサポート。



奈良高専の石飛准教授も、服部社長の上司として、カリキュラムをまとめた説明をされています。



ちなみに、石飛先生は私の大学の同期です。
昔から講義が上手でしたが、その説明の巧さは健在です。

石飛先生のところからは良い学生さんが沢山輩出されていますが、彼を見ていると、教員に最も大切なのは、人柄なんだな、と再認識しました。
彼も立派になったものです。(笑)

セミナーの終わりには、プロジェクトの締めとして、国プロ責任者の大阪大学・谷口名誉教授からお言葉が。



この分野では誰もが知っている大先生なのですが、こういった国プロをトップで取ってこられる大先生は、オーラが全く違います。
お会いして私も良い刺激を受けました。

最後に、働く服部社長近影。



・・・そういえば、社長じゃ無くて、もう、服部先生、だったね。(笑)


【講演・出版物のご紹介】
    ■出版物

  1. 「自動車用48V電源システム 欧州勢の思惑と日本企業が目指すべき技術開発の方向性」、サイエンス&テクノロジー
    書籍紹介ページはこちら
    紹介ページ<http://masayamamoto.blogspot.jp/2016/07/48v.html

    48V電源システムに関する現状の市場動向と技術動向を融合させて、欧州の戦略を読み取り、次世代に要求される技術を掲示する、日本初の書籍です。

  2. 「パワーエレクトロニクス回路における小型・高効率設計法 ~昇圧チョッパから結合インダクタの設計まで~ (設計技術シリーズ)」、科学情報出版
    アマゾンサイトはこちら
    紹介ページ<http://masayamamoto.blogspot.jp/2014/11/blog-post_12.html

    ※好評で売れているみたいですので(電気工学部門でランキングが4位でした!感謝です!)、アマゾンの在庫が無くなった場合、このサイトからも購入可能です<http://www.it-book.co.jp/books/017.html
    ※何度かアマゾンでは売り切れていたそうで、申し訳ございません。

    ■講演予定

  1. 10月24日:「自動車48Vシステムの国内外での最新動向と対応策」、技術情報協会様主催
    ※車載用48Vシステム用の将来動向だけでなく、モータ駆動に関する基礎技術も同時に学ぶことができます。
    紹介ページ<http://masayamamoto.blogspot.jp/2016/10/blog-post_9.html

  2. 11月30日:「自動車用48V電源システムに対する欧州完成車メーカの意図と最新技術動向」、TH企画セミナーセンター様主催
    ※欧州がプラグイン・ハイブリッド車の開発に注力する戦略意図を解説していきます。4代目プリウスPCUの分解解説も!
    紹介ページ<http://www.thplan.com/seminar/11243/


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