高校スーパーサイエンスハイスクールのプログラムの一環で、今日は担当学生8名が、島根大学へやってきました。
これまで講義してきた内容について、実験機を自分で組んで、パワーエレクトロニクス回路を動作させます。
といっても、パワーエレクトロニクス回路は、ただ電気が流れているだけで、動作しているのかどうかが分かりにくい。
ということで、下記の装置を自分たちで自在に動作させることを目的と定めました。
修士2年の中浜君が、地元の大坂・日本橋で購入してきた、Nゲージ。
この鉄道模型の速度は、レールの両端に印加させる電圧の値を変化させてやることで、コントロールしてやることができます。
ということで、その電圧値を変化させることができる昇圧チョッパ回路を、ハンダを使って作成していきます。
ワイワイと自由に。
時間があまり無くなってしまって申し訳なかったのですが、4組中、何とか3組、組み上がりました。
最後は、私の研究室の実験設備を見学して、お土産を持って帰ってもらいました。
お土産は、島根大学ブランドのお菓子。
このお菓子は、ウケが良かった。
なぜだろう?(笑)
こういう身近な模型を動かして興味を持ってもらうのも良いですが、来年は、いきなりプロジェクトに参画させるのも楽しいかな、と振り返っています。
我々や先輩の”本気”の横顔を見せることが、彼らにとっての本当の啓蒙になるのでは、と感じました。
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