前回の続き。
今回の子どもミュージアムでは、もう一つのイベントがオプションで付いていました。
「電気自動車の試乗会」
この電気自動車のリチウムイオンバッテリーを、前の日に研究室で充電して電気自動車に搭載することになっていたのですが、電気自動車の生みの親である修士1年の渡邊君が就職活動で不在だったこともあり、他の学生の配線ミスで、バッテリーがこんなことに。
2mの火柱が立ったそうです。
バッテリーの+側と−側を短絡させてしまったみたいです。
怪我がなくて、何よりです。
が、このままでは試乗会に間に合いません。
このとき、前日の午後10時前。
せめて展示だけでも、と、研究室に残った4年生は、1キロくらいの道のりを、夜中に電気自動車の駐車場から押して大学まで運んできたそうです。
(普段の保管場所は大学から離れた場所にあります)
そして、試乗会当日に渡邊君が島根に戻り、異様な早さで復旧作業。
間に合いました。
皆さん、本当にお疲れ様でした。
試乗会の動画は下。
子ども達だけでなく、お父さん、お母さんも喜んでくれていました。
子どもミュージアムの様子は、島根大学のトップページにも掲載されています。
掲載記事のページ
渡邊君は、子ども達のために、電気自動車に関するクイズを色々と絵を印刷して用意してくれていました。
夏から、2台の電気自動車を作り、車検獲得までの様々な専門的な書類を作成し、もの凄い納期に押しつぶされそうになりながら、次々に降ってくるトラブルを解決してきています。
そんな経験に慣れてしまって、今では普通の企業を目指そうと思っても、なかなか刺激を受けないそうです。
もう、カタギの仕事はできませんね♪
将来が楽しみです。
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