2011年6月2日木曜日

研究内容紹介



最近は、パワーエレクトロニクス技術のニーズが高まっているそうで、パワエレ研究室にも様々な企業さんから学生への就職依頼が舞い込んでいます。

その企業の担当の皆さんが口を揃えて言われるのが、

「ここまで実践的に(泥臭く(笑))やっているとは思わなかった」

ということです。


公式HPでは、馴染みやすい電気自動車とか光り物(LED)の紹介しかしていませんが、私達の研究室で学ぶことができる技術の真骨頂は、パワーエレクトロニクス技術全般、並びに電源設計技術です。


例えば、下は、修士1年生の河野君が構築した電気自動車充電用電源システム。



彼は専門はディジタル制御なのですが、ご覧の通り、実機についてはパワー回路の設計(インダクタのコア選定、巻数設計を含む)、パワー半導体素子のドライブ回路設計、各部電圧電流センサ設計、フィルタ設計等の全てのシミュレーション、実機構築が可能になっています。

・・・専門じゃあない方、訳が分からないですね。(すみません)


上記の様にパワエレ研究室の学生達は、基本的なパワーエレクトロニクス技術を習得した上で、自分の与えられた専門分野で世界に対抗できる新技術、新規性のある研究を自力で行っています。

この研究担当の河野君は、到達点だけ示したら、後は自力で文献を調べてシミュレータを自分で持ってきてシミュレーションして、実機構築してアッという間に世界に肩を並べるところまで研究を引き上げてきました。


・・・という感じの研究の取り組みをやっています。

企業さんは河野君の様な学生が是非とも欲しいかと思いますが、私も是非とも彼にはドクターに残って欲しいと思っていますので、企業の就職担当の皆様にとっては、指導教員である私がライバルとなります。(笑)


ですが、是非、皆様が私の研究室の生の雰囲気を知るための、ご参考になさって下さい。



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