2011年6月11日土曜日
講義アンケート結果(3)
昨日の続き。
電気エネルギー変換機器受講生の皆さんに対する、自由記述に対する回答の続きです。
できるだけ全部に答えて、専門的な質問等や公開できない(!?)質問については講義の中で。
【質問】県外の大学院について色々聞きたい。
(回答)
これ、気持ちがよく分かります。地方大学から大学院だけでも旧帝国大学あたりに進学すれば、就職等で有利になるんじゃないか、って考えたりしますよね。私も山口大学が学部で、大学院のときに、カナダの大学と九州大学と大阪大学の話がありましたが、結局そのまま山口大学へ進学した経緯があります。自分の体験と今まで大学の中で15年以上、色々な学生を見てきて思うのが、「その大学にどうしてもやりたい研究があったら、そっちに行け。学歴のためだけなら今の場所に進学しろ。」ということです。石の上にも3年、という言葉があります。学部4年生で研究室に配属されて、大学院1年生でやっと研究内容が分かってきて結果が出てきて、大学院2年生でその成果を発表して研究を完結させる、という1つの区切りに丁度よい期間が、今の日本の大学のシステムに組み込まれています。3年やってきてやっと分かってくることって、やっぱりあります。その発見は、学歴とかのどうでも良い肩書きなんかじゃ計ることができない、人生を変える大きな喜びがあったりします。その可能性を残しておいて欲しいので、上記の内容を進めます。別大学に進学したら、配属されて生活に慣れるので精一杯で、半年もしたらもう、就職活動が始まって、あれよあれよであっという間に卒業です。研究に集中できる期間が短いです。ですが、夢だった研究が今の大学では無い場合は、進学するのも1つでしょう。そのときには、3年を2年に凝縮して挑戦する気概も必要です。
【質問】おすすめの体験を知りたい。
(回答)
極真空手です。手っ取り早く非日常の極限状態を味わえます。人間は極限状態におかれたときに、本当の内面が出てくる気がします。自分を知るためにも、そういった極限状態に身を置くことは、良いきっかけになります。そういった極限体験が欲しくて、ラグビーに打ち込んだり、旧型サニーを改造して夜な夜な峠を死ぬ気で攻めたり、インドを放浪したり色々なことをやってきましたが、極真空手に入門したての頃に、黒帯の先輩に肝臓を殴られてダウンして床に這いつくばった経験が、一番自分を知ることができた気がします。平和で柔らかな優しい日常を送ることができる日本において、それでも何かの社会的な変革を求められるときに、極限を知っている人材は必ず必要になると思います。今、逆にそういった人材が必要なのではないでしょうか。ご要望があれば、希望者には後遺症が残らないように私が殴りますよ。(笑)
【質問】大学院ではどういうことをやっていくのかなどを教えて欲しいです。
(回答)
このブログで随時紹介していきます。田植えとかかなぁ。(笑)
【質問】単位数が足りないと4年生になるのは難しいですか?
(回答)
難しいです。進級に規定の単位数が決まっていますので足りなければ、難しいというよりも、不可能です。
【質問】大卒で電力会社に行くと、どのような仕事をするのですか?
(回答)
現場から研究まで色々と幅広いみたいです。研究室のOBが就職しているので、個人的に相談に来てもらえれば連絡先を教えますよ。(中国電力の伊藤君、対応よろしく。)
【質問】先生は人生を全力でやっていると思いますが、その時、ライバルはいますか?もしいたのであればライバルとの熱いエピソードをお願いします。
(回答)
「ライバルは自分です!」ってスポーツ選手みたいに格好良くいきたいのですが、やっぱり周りが気になりますよね?(笑)でも、この状態を最終目標に、日々生活を送っています。周りが気にならず、自分の幸せのみを追求できるような生活が、これからの人生で送れるようになれれば良いかな、と思っています。皆さんが企業に入った場合は、やっぱり競争社会の渦に飲み込まれていくのですが、そういった中でも、自分だけの幸せに気付いていれば、どんな社会の激震がきても大丈夫で、そういった人が本当に強いのだと思います。何か、相手との競争に勝ち残って、周りを蹴落としていくような人が一見、強そうにも見えますが、そうじゃあないんだ、と最近気付きました。(笑)参考にして下さいね。
【質問】幽遊白書で一番好きなキャラは何ですか?闘神雷禅ですか?
(回答)
ドンピシャです。ああやって誇り高く死にたい。
【質問】ニコニコ動画について
(回答)
初音ミクのBGMをずっとかけながら、夜中に仕事をしています。心が疲れているときには、人間が媒体とならない音楽は、逆に心地よい。
【質問】各研究室辛口コメント
(回答)
勘弁して下さい。(笑)
以上です。
なるべく全部抽出したつもりです。
専門的な質問は、講義で回答します。
アンケートにご協力頂きありがとうございます。
パワエレ研に是非、応援のクリックを!
↓