2011年6月10日金曜日

講義アンケート結果(2)



電気エネルギー変換機器受講生の皆様。

前回のブログの内容に続いて、自由記述に対する回答を、講義内容には盛り込めない部分についてお答え致します。


【質問】地元(滋賀県)周辺で将来生活したいが、どんなことをすれば、その可能性が上がりますか?
(回答)
 地元の有力企業をリストアップします。その後、その有力企業へ入ったOBが居る研究室に配属するか、その企業へコネがある教授の研究室に配属できるように努力します。それか、もしも上記有力企業に対して、電子制御システム工学科が学科推薦を持っている場合は、その推薦がとれるように良い成績を維持しておけばOKかと思います。まずは推薦について就職担当の北原先生に直接聞きにいってみましょう。


【質問】自分の将来の目標が決まっていない事にあせりを感じています。
(回答)
 全然気にする必要はありません。こうやってキチンと中間試験を受けに大学へ出てきた様に、毎日を誠実に過ごしていれば、目標なんて向こうからやってきます。すなわち、毎日、目の前に立ちはだかる色々な課題や難題に全力で立ち向かっていれば、いつの間にか高い山に登っていて、自分がこの世に生を受けてやらなければならなかった使命を果たしている、それが人生の1つの形なのではないかと思います。よくプロ野球選手みたいに「目標を持て!」とか社会から押し付けられると思いますが、無視して良いです。(笑)自分の短い人生経験で選んだものでは計れない、予想もしない人生が待っています。それを楽しみに日々生きていれば、良い方向へ導かれますよ。(ちなみに私は大学4年の頃は、商社に入ってロシアでウラン鉱を掘り当てるのが目標でしたが、今はこんなことに(笑))


【質問】留年すると就職に影響はどのくらいあるのですか?
(回答)
 あんまりありません。基本的に就職活動では、書類審査、面接の順番を踏んでいきますが、最初の書類で落とされる可能性は少し高くなるかも知れません。ですが、そこを通過すれば面接では特に問題にはなりません。面接では、本人が持っている人生経験をバックグラウンドとした人間的なポテンシャルを見ます。さらにその会社の社風と本人がマッチするかどうかを見ます。そういう不確定要素に左右されたくないと考えるのでしたら、目指す企業に特化した、即戦力的な研究を行って技術を身につけ、「御社を目指してこれだけの研究を行い技術を身につけてきました!」とアピールできれば、留年の有無なんて誤差みたいなものです。ちなみに私は浪人も留年もしています。留年は2年していますね。(笑)


【質問】進学の際に準備しておかなければならないことを教えてください。
(回答)
 島根大学へ進学の場合について回答します。(他大学の大学院については別質問にて回答予定)島根大学大学院への入学には、推薦と一般入試を受ける方法の2通りあります。推薦の方が楽なので、今、できることはできるだけ取得単位についてよい成績を修めておくことです。そうすれば成績上位者は推薦を獲得できますので面接試験のみで入学ができます。この良いところは、学部4年生の時間の半分を受験勉強に費やす必要がないことです。研究室に配属されてから、本当の研究がスタートするのですが、それが半年間も無駄になるなんて勿体無い!ということで、今、良い成績をとるために必死で勉強することこそが、ご質問の回答になろうかと思います。


・・・長い!

次回に回してよいですか?





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