6月25日は、サイエンス&テクノロジー社様の主催で、「車載SiC/Ganにみる電力変換器材料へのニーズ」の講演を行います。
下記サイトに詳細が紹介されています。
http://www.science-t.com/st/cont/id/23981
内容としては、SiCとGaNパワー半導体を車載用に応用する場合の技術ハードルについて、ノイズの観点から紹介していきます。
具体的には、トヨタが2020年に販売するSiC搭載ハイブリッド車は50kHz〜80kHzのスイッチング周波数でインバータ駆動されるそうです。
この場合、例えば現在の3代目プリウスの最大10kHzのスイッチング周波数が、50kHzに上がった際、伝導性、放射性ノイズにはどの様な変化が現れるのか?
また、鋭い立ち上がりのSiCと緩い立ち上がりのSiCのスイッチング電圧波形の場合、伝導性、放射性ノイズにはどの様な変化が現れるのか?
スナバとして、様々な材料のキャパシタを適用した場合、伝導性、放射性ノイズにはどの様な変化が現れるのか?
こういった次世代型のノイズ発生状況において、求められるスナバ、フィルタの材料はどの様なものが考えられるか?
そんなことを議論して参ります。
たぶん、学会でもあんまり発表されていないと思います。
是非、ご参加下さいませ。
(最近は、パワエレ研究室の研究の最新情報は、こういったセミナーにてお話することが多いです。学会は二の次。(笑))
【講演・出版物のご紹介】
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■出版物
- 「パワーエレクトロニクス回路における小型・高効率設計法 ~昇圧チョッパから結合インダクタの設計まで~ (設計技術シリーズ)」、科学情報出版
※アマゾンサイトはこちら
紹介ページ< http://masayamamoto.blogspot.jp/2014/11/blog-post_12.html>
※好評で売れているみたいですので(電気工学部門でランキングが4位でした!感謝です!)、アマゾンの在庫が無くなった場合、このサイトからも購入可能です< http://www.it-book.co.jp/books/017.html>
※何度かアマゾンでは売り切れていたそうで、申し訳ございません。
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■講演予定
- 4月23日:「自動車電源48V化の最新動向と求められる部品技術」、技術情報協会様主催
※48V電源について、ボッシュの48V系DC-DCコンバータの設計思想を解説します
紹介ページ< http://masayamamoto.blogspot.jp/2015/03/blog-post_10.html>
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