2011年7月28日木曜日

平田高校訪問



今日は島根県立平田高校へ出張講義に行ってきました。

前半は工学系に進んだら、どんな将来が待っているか、について講演。
対象の皆さんは、平田高校の物理を選択している41名の3年生。



皆、熱心なので、今度は実際の高校物理の授業を大学教員の切り口でやってみたいなぁ。

後半は電気自動車の紹介。



写真左から、電気自動車の作成に全面的に協力頂いたアクティブ・井上さん、その右側の黒いのは、修士1年の今岡。
この2名に、島根大学から平田高校まで電気自動車を運んで頂きました。

こんな風に。



(たまたま島根大学の丹生先生が島根県庁前を運送中の電気自動車を激写。その写真を流用させて頂いております。)

お二人とも、暑い中ありがとうございます。


折角なので、もちろん試乗会も。



最初は今岡が運転席で、平田高校の生徒さんが助手席でしたが、最後は遂に平田高校の先生が運転しての試乗に。



試乗会の後は、同じく平田高校出身でもある今岡による質問タイム。
ちなみに下は、今岡が「先輩である僕に何でも聞いて」と威勢良く言ったものの、「英語で何かしゃべって」と言われて身もだえている図。(笑)



今回の高校訪問の機会を与えて頂いた進路指導部長の林先生には、心より感謝申し上げます。
また、お忙しい中、講演をわざわざお聞き頂いた各先生方にも、重ねて感謝致します。


まだ私は、大学が高校に対してどの様なことをすれば、本当に生徒さんにとって実りあるものになるのか、模索している段階です。
ですので、今後とも様々な機会の中ですり合わせていって、生徒さんにとってより良い機会を与えられる様に、努力していきたいと思っております。


最後に、夏休みにもかかわらず集まってくれた平田高校の皆さん、ありがとうございました。




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2011年7月20日水曜日

電気エネルギー変換機器受講の皆さん



電気エネルギー変換機器を受講されている皆さん。


講義で連絡した通り、電気エネルギー変換機器でのレポート課題を下記に掲載します。
(別ウィンドウでPDFファイルが開きます)

【電気エネルギー変換機器のレポート課題】

この計算と、この計算が実際に実現可能なのかどうかまでを考察できれば、さらに得点アップ!です。

実現可能かどうかは、TDKのコアのどこに巻くか、を考えれば分かるかも知れません。


レポート提出締切は

8月9日(火)正午

マデ。



来週は27日(水)の9・10時限目にいつもの教室で補講。

期末試験は8月2日(火)5・6時限にいつもの教室で開催。


その他、ご質問等はメールでも可。
実際にお会いする場合は、メールで予定を問い合わせて下さい。
(余りに出張が多くて、つかまらない可能性大)


では、頑張って下さいね!



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2011年7月16日土曜日

島根大学保護者面談



38度の夏風邪の熱を抱えながら、土曜日の昼間、行って参りました「島根大学法文学部・総合理工学部後援会総会及び個別面談」。
(長い!以下、保護者面談と略)



会場は、くにびきメッセという広い場所を借り切って行われます。

どれだけ広いかというと、こんな感じ。



広すぎる。(笑)


手前側に座っているのが、教員。
向かい側に複数名座っておられるのが、保護者の皆様。
ご家族によっては、父兄から兄弟姉妹まで前に並ぶことも。

既に、松江の夏の風物詩の一つです。(笑)


島根大学は、日本の国立大学の中で先駆けて、この様な保護者面談を毎年夏に開催しています。

これだけ大々的に定期的に行っている国立大学は珍しいそうな。


高校生の皆さん、入学は面倒見の良い島根大学に、是非!



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2011年7月9日土曜日

パワエレ研究室夏合宿(2)



夏合宿の続き。

「だんだん」Tシャツを着た、その男とは・・・。



ドクターの川島だ〜。(笑)



ば〜ん♪



必死で調理作業をするドクターコースの中濱(後ろで、じゃりン子チエの”テツ”の格好をしている)の後ろで、遊ぶ最上級生。

川島とは私の着任時からの付き合いなのですが、未だに彼が頭が良いのか悪いのか分かりません。(笑)


この合宿のために、学生達は皆で彼の手に持っているものを一生懸命買い込んでいました。

それらを手に、嬉しそうな向こう側のパワエレ研のナンパ師達(左の黄色から、B4金澤、M1服部、M2石倉、M1河野、M2戸田。この後の夜の飲み会で彼等の本性が暴露されます。サイテー(笑))



今回のイベントを説明する、合宿幹事の修士1年、小林(中心の白シャツ)。



イベントは、高性能水鉄砲による、戦争ごっこでした。

本気で水鉄砲で遊ぶ、22歳以上の大人達。(笑)



他の家族連れの子ども達が、不思議そうに見ていました。

終わった後は、バーベキューです。



海のそばで、気持ちよい風に吹かれながら、楽しく夜を過ごしました。


パワエレ研究室は、不夜城と呼ばれるくらいに研究が厳しいので、たまにはこうやって羽目を外すことも大事でしょう。

・・・ええ、皆、羽目を外していました。(笑)

(写真の様に大人しく飲んでいるのは最初だけです)



この他、色々なイベントがあった(ドクター川島自作映像上映会とか)のですが、今回のレポートはこれくらいで。



最後に、企画、運営してもらった修士1年の小林、どうもありがとうございます。

また、写真は風邪をおして来てくれて、必死でシャッターを切ってくれた修士1年の梅上のものも使用しています。
どうもありがとう。



皆と、毎日が楽しいなぁ。




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2011年7月8日金曜日

パワエレ研究室夏合宿(1)



専門的な話が続いて、すみません。


今日は力を抜いて、7月2〜3日にかけて行われた、パワエレ研究室の夏合宿の様子をレポート。

松江市の北東に位置する多古鼻という海で合宿をしました。


合宿といっても、ただの宿泊付きの海水浴です。(笑)

宿泊場所は、昨年と同じ場所。



雰囲気がありますね。
(古い(失礼!)だけかも知れませんが)


その目前には日本海が広がっています。



合宿には、やっぱりバーベキュー。

昼間に採ってきた食材を扱う調理班。



釣り部隊(ドクターコースの中濱引率)が釣ってきた魚。



素潜り部隊が近くの鮮魚店で買ってきたアワビ、サザエ、ウニ。





・・・買ってきたんだよね?(笑)


さて、必死で調理する、学部4年の岩本と修士1年の今岡の後ろで、他の遊びの準備をする昨年と同じ「だんだん」Tシャツを着た男が!

(「だんだん」って言うのは、島根県の方言で「ありがとう」を指します。聞いたことがありませんが。)




彼、何か持っていますね?


今回の合宿にはいくつかのイベントがあったのですが、そのうちの1つが、彼の持っているモノがヒントになります。


続きは、また後日。





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2011年7月7日木曜日

学会発表予告編(2)



昨日に続いて、電気学会産業応用部門大会での発表予告、パート2。


後半は、下記の2つの発表内容のダイジェストを。

----------------------------------------
9月7日(水) 9:00~11:40 会場 2-224教室
R1-10:AC-DC変換

1-74 トランスリンク方式単相インターリーブPFCコンバータの最適設計方法
◎河野研太・石倉祐樹・山本真義(島根大学)
----------------------------------------
9月8日(木) 9:00~11:40 会場 2-313教室
R1-15:電力変換応用

1-113 単相PFCボードにおけるGaNパワーデバイスの実装評価
◎野崎 優・服部文哉・山本真義(島根大学)・町田 修(サンケン電気)
----------------------------------------

前者は、電気自動車用バッテリー充電システムの小型化可能な技術について発表します。
トランスリンク方式のPFCコンバータのコア部設計法についてですが、主に入力フィルタを考慮した視点が新しい。

プレゼンターは、パワエレ研究室の次期エースの修士1年の河野。
彼はディジタル制御の専門家ですが、磁気設計まで包括できる能力を、本発表にて如何なく発揮してくれます。
そんな優秀な河野はドクターに残ってくれるハズ。
・・・残ってくれぃ。(笑)


後者は、修士2年の野崎が発表。
彼がサンケン電気で5ヶ月間、インターンとして頑張って来た内容が明るみに出ます。
次世代デバイスとして注目されているのが、SiCとGaNですが、そのGaNの実証的評価に関する内容です。
まだ歴史の浅いデバイスに対して、ゲート駆動回路から効率まで詳細に検証しておりますので、大変興味深い内容になっています。
あんまり、実際のGaN素子を使って実機評価まで取り組んでいる発表って、日本ではまだ無いと思うので、ご興味があれば一押しの発表です。


・・・

という内容で、この夏は皆様をお待ちしております!

是非、ご意見ください。




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2011年7月6日水曜日

学会発表予告編(1)



9月6日から9月8日まで、琉球大学千原キャンパスにて、電気学会産業応用部門大会が開催されます。

これから2回に渡り、産業応用部門大会での発表内容の見所を紹介します。

今日は下記の2つについて。

----------------------------------------
9月6日(火) 15:20~18:00 会場 2-313教室
R1-7:DC-DC変換器(2)

1-49 高電力密度昇圧コンバータにおける密結合インダクタ方式と結合インダクタ方式の特性比較
◎今岡 淳・川島崇宏・山本真義(島根大学)

1-54 可飽和インダクタを用いたリカバリレス昇圧コンバータ
◎塚本英晴・川島崇宏・山本真義(島根大学)
----------------------------------------


最初の発表は、ハイブリッドカーの昇圧チョッパ回路部の小型軽量化を実現する技術に関する内容です。
具体的には、2009年にホンダ技研が発表した下の論文内容に対して、島根大学が提案する方式と、どちらが優れているか?という点に着目した発表です。

M. Hirakawa, M. Nagano, Y. Watanabe, K. Andoh, S. Nakatomi and S. Hashino, “High Power Density DC/DC Converter using the Close-Coupled Inductors”, IEEE Energy Conversion Congress and Exposition, USA, pp. 1760-1767 (2009)

上記の論文はIEEE-ECCE'09で受賞された内容で、これにどうやって勝とうか!?と、試行錯誤した結果を発表します。
修士1年生の今岡が頑張って解析しましたが、彼はアメリカに放浪の旅に出る可能性もあるので、私の研究室のトップ、川島が発表するかも知れません。

川島は、今年度でドクターを取得して就職予定なので、レアなプレゼン姿を拝めるかも知れません。
回路のセンスは私の2.5倍くらい良いので(ホントに!)、プレゼンも聞き応えがあるはずです。



2つ目の発表は、やはり川島の発案した回路で、彼の下で研究している修士1年の塚本が発表します。
内容としては、やはりハイブリッドカー用電源の高効率化に着目したものになっています。

これまでリカバリレスチョッパ回路というものを島根大学のフラッグシップとして長く研究をしていましたが、その最終進化版、と言えます。
リカバリレス回路で根本的に問題になっていた昇圧機能の劣化を改善可能な回路です。
折角、川島が発案したのですが、特許を調べると既に押さえられていました。
その発案者は、この間、島根大学に来られた知り合いの方でした。(笑)
さすが!

ただ、この実証評価は世界でも初めてですので、面白い内容だと思います。


・・・
という感じで、研究内容でも、特許関係でも、周りと競争しながら学生達と共々、頑張った内容です。


残りの2つの紹介は、次回に。



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2011年7月5日火曜日

電気学会産業応用部門大会予告



9月6日から9月8日まで、琉球大学千原キャンパスにて、電気学会産業応用部門大会が開催されます。

今回は遠いこと、アメリカやシンガポールの学会に集中させることもあり、4名だけの参加です。
下記、島根大学パワーエレクトロニクス研究室が発表予定の、会場とセッション番号の紹介です。

----------------------------------------
9月6日(火) 15:20~18:00 会場 2-313教室
R1-7:DC-DC変換器(2)

1-49 高電力密度昇圧コンバータにおける密結合インダクタ方式と結合インダクタ方式の特性比較
◎今岡 淳・川島崇宏・山本真義(島根大学)

1-54 可飽和インダクタを用いたリカバリレス昇圧コンバータ
◎塚本英晴・川島崇宏・山本真義(島根大学)
----------------------------------------
9月7日(水) 9:00~11:40 会場 2-224教室
R1-10:AC-DC変換

1-74 トランスリンク方式単相インターリーブPFCコンバータの最適設計方法
◎河野研太・石倉祐樹・山本真義(島根大学)
----------------------------------------
9月8日(木) 9:00~11:40 会場 2-313教室
R1-15:電力変換応用

1-113 単相PFCボードにおけるGaNパワーデバイスの実装評価
◎野崎 優・服部文哉・山本真義(島根大学)・町田 修(サンケン電気)
----------------------------------------


次回から追って、それぞれの発表の見所を紹介していきます。


どうでも良いですが、私は下記の会場で座長をしているので、時間のある人は遊びに来て下さい。(笑)

9月8日(木) 9:00~11:40 会場 2-224教室
R1-14:高周波電源


皆さん、夏の沖縄でお会いしましょう!




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2011年7月2日土曜日

教育賞受賞



今年も

・電子制御システム工学科教育賞「優秀研究指導賞」
・電子制御システム工学科教育賞「優秀授業賞」

を受賞。


後者は講義についてなのですが、前者はパワーエレクトロニクス研究室の学生達がどれだけ頑張って研究成果を出したか、が評価されます。

これが認められたのが本当に嬉しい!
(学科内でトップのポイント!)

研究室の皆が頑張った証拠です!


賞をもらっても、何か変わる訳ではないのですが、やっぱり何だか嬉しいです。(笑)


今日はこれから研究室のキャンプ。


お祝いに、皆にケーキを持って行こう♪





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