2015年2月28日土曜日

日本産業新聞に(書籍の広告が)掲載!


2月12日の日本経産業新聞に掲載されました!



書籍の広告が。(笑)



科学技術出版様の「設計技術シリーズ」の1冊として紹介されていますが、何故か私の書籍名だけ字が小さい。(笑)
書籍の内容は下記に紹介しています。

http://masayamamoto.blogspot.jp/2014/11/blog-post_12.html

この本は、実践的な内容も含みますが、トランスやインダクタ設計に関して応用が可能となる基礎力を付けるための書籍です。
例えばより実践的なトランスやインダクタ設計の技術書としては、下記が有名です。

スイッチング電源のコイル/トランス設計―磁気回路‐コア選択‐巻き線の難題を解く (POWER ELECTRONICS)

この書籍の場合は、トランスコアのデータシート等から情報を読み取り、トランスを設計通りに巻くことができる良書です。

この本に対して拙著は、データシート等の情報よりも、コア材料、磁路長、磁路面積等の基本的な情報から、ファラデーの法則、磁気回路の理論を積み上げることで、巻数やギャップ長を求めることを目的としています。
この理論が身につけば、コアのデータシートは必要なく、むしろコア形状等の基本的な設計が可能となります。
全く新しい回路方式に対する最適なコア形状、コアサイズを、金型から設計可能となる力が身につきます。

新しい時代のコアに挑戦する人達のための教科書、と言えると思います。

・・・まぁ、金型からコアを作ると、200万円コースとなってしまいますが。(笑)


※ 余談ですが、2つ目の写真の左側にある「月刊EMC」という雑誌には、次号で私の記事が掲載予定です。


【講演・出版物のご紹介】
    ■出版物

  1. 「パワーエレクトロニクス回路における小型・高効率設計法 ~昇圧チョッパから結合インダクタの設計まで~ (設計技術シリーズ)」、科学情報出版
    アマゾンサイトはこちら
    紹介ページ< http://masayamamoto.blogspot.jp/2014/11/blog-post_12.html

    ※好評で売れているみたいですので(感謝です!)、アマゾンの在庫が無くなった場合、このサイトからも購入可能です< http://www.it-book.co.jp/books/017.html
    ※何度かアマゾンでは売り切れていたそうで、申し訳ございません。

    ■講演予定

  1. 3月25日:「次世代自動車のインフラ設備技術セミナー」、日本能率協会様主催
    ※様々なPFCコンバータの選定方法を分かりやすく解説します
    紹介ページ< http://masayamamoto.blogspot.jp/2015/01/blog-post_19.html

  2. 3月26日:「48V系電源システム技術の最前線」、トリケップス様主催
    ※48V電源について、具体的な回路方式や制御方式の紹介をします
    紹介ページ< http://masayamamoto.blogspot.jp/2015/01/48v.html


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2015年2月22日日曜日

島根県パワエレ研究会の実機演習セミナー開催!


2月20日は、島根県パワーエレクトロニクス技術研究会の実機演習セミナーを開催しました。
県内企業の皆様に、SRモータをDSPで回してもらう、という演習内容です。

この演習を担当したのは、株式会社パワエレアカデミーです。
(※ 島根大学パワエレ研究室発のベンチャー企業です)

この企業が受注した後は、本研究室の学生が下請け作業を開始します。(笑)
2ヶ月ものパワエレアカデミーの服部社長と本研究室学生の汗と涙の成果が、この準備状況。



各企業様の机の上には、DSPや膨大な説明資料、パソコンやダイソンの掃除機から引き抜いたSRモータまでが、整然と準備されています。



ちなみに、SRモータ搭載のダイソンの掃除機は、服部社長が絶版品(SRモータ搭載機種は既に廃番)を全国中、必死で探し求めたそうです。(笑)

最初の概要は、服部社長がプレゼン。
(写真右端)



その後、DSPの説明は修士1年の新谷が担当。



新谷は、本研究室から生まれる2つ目のベンチャー企業の社長就任予定。
今日は良い前哨戦です。

説明が終わると、修士1年と学部4年が全員で、各企業様の机に直接出向いて補助を行います。



この実習演習の準備のリーダーは、修士1年の佐々木でした。

リーダーも自ら、各局面で必死でパワーポイントを使って説明を行っていました。
(佐々木はマイクを持っています)



このセミナーは、島根県から依頼されたとき、どんな内容のセミナーにするかどうかも決まっていませんでした。
そこで、私が学生達に、「SRモータでもDSPで回してみたら良いんじゃあないの?」と適当なことを言って放置すること2ヶ月。
こんな立派なセミナーが実現しました。

ほとんどが修士1年以下でプリント基板作成から資料作りまで分担して担当したそうです。
素晴らしいリーダーシップを発揮した佐々木をはじめ、準備してもらった学生さん、またサポート頂いた島根県産業技術センターの皆様に感謝申し上げます。
お疲れ様でした!

・・・何だか、どんどん学生のポテンシャルが上がってきていて、ちょっと、怖い。(笑)


以下、連絡事項です。

来週の2月25日は、下記の【講演・出版物のご紹介】にある電子ジャーナル様での講演会です。
従来のシリコンパワー半導体とGaNパワー半導体では、ブリッジ回路を構築する場合の、誤オン対策が異なります。
その辺りのモジュール技術に関する講習を行います。

また、積層セラミックキャパシタやセラリンクキャパシタをスナバとして用いた場合のSiC、GaNパワー半導体のサージ、損失、ノイズに関する資料も紹介していきます。
その他、これまで発表に使っていたプリウスの内部構造に関する資料を一新して、かなり細かい部分まで詳細に図説する予定です。
(例えば、プリウスに使用されているフィルムキャパシタと温度、周波数の関係や、インダクタのB-Hカーブ等)

あと、ご興味があれば、非絶縁ゲートを持つGaN-HEMTの駆動回路の設計法も説明します。
あの設計法って、あんまり公式に説明されることは無いと思いますので。

是非、ご参加下さいませ。


【講演・出版物のご紹介】
    ■出版物

  1. 「パワーエレクトロニクス回路における小型・高効率設計法 ~昇圧チョッパから結合インダクタの設計まで~ (設計技術シリーズ)」、科学情報出版
    アマゾンサイトはこちら
    紹介ページ< http://masayamamoto.blogspot.jp/2014/11/blog-post_12.html

    ※好評で売れているみたいですので(感謝です!)、アマゾンの在庫が無くなった場合、このサイトからも購入可能です< http://www.it-book.co.jp/books/017.html
    ※何度かアマゾンでは売り切れていたそうで、申し訳ございません。

    ■講演予定

  1. 2月25日:「GaNパワー半導体のパワエレ分野への応用」、電子ジャーナル様主催
    ※GaNデバイス応用に特化した内容です
    紹介ページ< http://masayamamoto.blogspot.jp/2014/12/gan.html

  2. 3月25日:「次世代自動車のインフラ設備技術セミナー」、日本能率協会様主催
    ※様々なPFCコンバータの選定方法を分かりやすく解説します
    紹介ページ< http://masayamamoto.blogspot.jp/2015/01/blog-post_19.html

  3. 3月26日:「48V系電源システム技術の最前線」、トリケップス様主催
    ※48V電源について、具体的な回路方式や制御方式の紹介をします
    紹介ページ< http://masayamamoto.blogspot.jp/2015/01/48v.html


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2015年2月18日水曜日

出雲高校SSH課題研究成果発表会に参加!


2月9日は、これまで半年近くSSH(スーパーサイエンスハイスクール)の指導で通っていた島根県立出雲高等学校での、課題研究成果発表会に参加してきました。
これまでの研究の成果の集大成、ということになります。

9つの研究グループに分かれて研究を遂行してきましたが、パワエレ研究室が対応したのは、昇圧チョッパの実機作成グループ。
1〜2年生はもちろん、大勢の先生方の前で発表です。



昨年の発表との一番の違いは、このスライドを見て頂ければ一目瞭然。



オール英語、です。
発表はもちろん、質疑応答まで英語です。

まだ、高校2年生。
しっかり英語で発表し、的確に質疑に答える学生も数名居て、大変驚きました。

出雲高校の皆さん、お疲れ様でした!
そして、半年間、彼らを支えてくれた、金澤、七森、木村、棚田も、どうもありがとう。


以下、連絡事項です。

来週の2月25日は、下記の【講演・出版物のご紹介】にある電子ジャーナル様での講演会です。
従来のシリコンパワー半導体とGaNパワー半導体では、ブリッジ回路を構築する場合の、誤オン対策が異なります。
その辺りのモジュール技術に関する講習を行います。

また、積層セラミックキャパシタやセラリンクキャパシタをスナバとして用いた場合のSiC、GaNパワー半導体のサージ、損失、ノイズに関する資料も紹介していきます。
その他、これまで発表に使っていたプリウスの内部構造に関する資料を一新して、かなり細かい部分まで詳細に図説する予定です。
(例えば、プリウスに使用されているフィルムキャパシタと温度、周波数の関係や、インダクタのB-Hカーブ等)

是非、ご参加下さいませ。


【講演・出版物のご紹介】
    ■出版物

  1. 「パワーエレクトロニクス回路における小型・高効率設計法 ~昇圧チョッパから結合インダクタの設計まで~ (設計技術シリーズ)」、科学情報出版
    アマゾンサイトはこちら
    紹介ページ< http://masayamamoto.blogspot.jp/2014/11/blog-post_12.html

    ※好評で売れているみたいですので(感謝です!)、アマゾンの在庫が無くなった場合、このサイトからも購入可能です< http://www.it-book.co.jp/books/017.html
    ※何度かアマゾンでは売り切れていたそうで、申し訳ございません。

    ■講演予定

  1. 2月25日:「GaNパワー半導体のパワエレ分野への応用」、電子ジャーナル様主催
    ※GaNデバイス応用に特化した内容です
    紹介ページ< http://masayamamoto.blogspot.jp/2014/12/gan.html

  2. 3月25日:「次世代自動車のインフラ設備技術セミナー」、日本能率協会様主催
    ※様々なPFCコンバータの選定方法を分かりやすく解説します
    紹介ページ< http://masayamamoto.blogspot.jp/2015/01/blog-post_19.html

  3. 3月26日:「48V系電源システム技術の最前線」、トリケップス様主催
    ※48V電源について、具体的な回路方式や制御方式の紹介をします
    紹介ページ< http://masayamamoto.blogspot.jp/2015/01/48v.html


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2015年2月12日木曜日

トランジスタ技術(3月号)に記事掲載!


CQ出版より発売されているトランジスタ技術(3月号)に執筆内容が掲載されました。
担当章の表題は「超低ロス・超高速パワー・トランジスタSCH2080KE 発熱量テスト」です。



詳細な目次は下記に紹介されています。

http://toragi.cqpub.co.jp/tabid/757/Default.aspx

内容としてはSiC MOS-FETのダブルパルス試験結果なのですが、「ダブルパルス回路とはなんぞや?」という基本的な試験内容を、懇切丁寧に図説してあります。
今回はプロの方というよりも、初学者の皆様にオススメの内容です。

12月から続いた毎月の記事掲載も、何とか一休みです。
怒濤の締切に追われる日々が一段落しましたが、今日から学生の卒論締切や修士論文締切の期間に入ります。
年中何かの締切に追われている気がします。

・・・この記事を書いていたら、今日が学術論文の査読締切だよってメールが来ました・・・。(笑)


【講演・出版物のご紹介】
    ■出版物

  1. 「パワーエレクトロニクス回路における小型・高効率設計法 ~昇圧チョッパから結合インダクタの設計まで~ (設計技術シリーズ)」、科学情報出版
    アマゾンサイトはこちら
    紹介ページ< http://masayamamoto.blogspot.jp/2014/11/blog-post_12.html

    ※好評で売れているみたいですので(感謝です!)、アマゾンの在庫が無くなった場合、このサイトからも購入可能です< http://www.it-book.co.jp/books/017.html
    ※何度かアマゾンでは売り切れていたそうで、申し訳ございません。

    ■講演予定

  1. 2月25日:「GaNパワー半導体のパワエレ分野への応用」、電子ジャーナル様主催
    ※GaNデバイス応用に特化した内容です
    紹介ページ< http://masayamamoto.blogspot.jp/2014/12/gan.html

  2. 3月25日:「次世代自動車のインフラ設備技術セミナー」、日本能率協会様主催
    ※様々なPFCコンバータの選定方法を分かりやすく解説します
    紹介ページ< http://masayamamoto.blogspot.jp/2015/01/blog-post_19.html

  3. 3月26日:「48V系電源システム技術の最前線」、トリケップス様主催
    ※48V電源について、具体的な回路方式や制御方式の紹介をします
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2015年2月8日日曜日

平成26年電気学会優秀論文発表賞受賞!


昨年の10月30日〜31日にかけて、つくば市の産業技術総合研究所で開催された電気学会・電子デバイス半導体電力変換合同研究会での発表に対し、平成26年電気学会優秀論文発表賞を受賞しました。
受賞者は、修士2年の西垣彰紘です。



手前のマメを食べているのが西垣です。
(本研究室学生が執筆している島根大学パワエレ研究室の日常のブログの中で西垣の良い写真を探そうと思いましたが、この写真が最初に目に入ったので借用。こんな写真しかなくてごめんね、西垣。)

受賞対象となった発表論文は下記となります。

「ワイドバンドギャップ半導体を用いた誤点弧メカニズムの解析」(SPC-14-123)

西垣は4年生の時にも電気学会中国支部奨励賞を受賞しています。
そこから着々と成果を積み上げて、遂に全国級の受賞を実現しました。

おめでとう!

彼はシャープに就職が決まっており、研究内容に非常に近い研究開発に携わることができる予定です。
西垣なら企業に入っても即戦力ですね!


【講演・出版物のご紹介】
    ■出版物

  1. 「パワーエレクトロニクス回路における小型・高効率設計法 ~昇圧チョッパから結合インダクタの設計まで~ (設計技術シリーズ)」、科学情報出版
    アマゾンサイトはこちら
    紹介ページ< http://masayamamoto.blogspot.jp/2014/11/blog-post_12.html

    ※好評で売れているみたいですので(感謝です!)、アマゾンの在庫が無くなった場合、このサイトからも購入可能です< http://www.it-book.co.jp/books/017.html
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    ■講演予定

  1. 2月25日:「GaNパワー半導体のパワエレ分野への応用」、電子ジャーナル様主催
    ※GaNデバイス応用に特化した内容です
    紹介ページ< http://masayamamoto.blogspot.jp/2014/12/gan.html

  2. 3月25日:「次世代自動車のインフラ設備技術セミナー」、日本能率協会様主催
    ※様々なPFCコンバータの選定方法を分かりやすく解説します
    紹介ページ< http://masayamamoto.blogspot.jp/2015/01/blog-post_19.html

  3. 3月26日:「48V系電源システム技術の最前線」、トリケップス様主催
    ※48V電源について、具体的な回路方式や制御方式の紹介をします
    紹介ページ< http://masayamamoto.blogspot.jp/2015/01/48v.html


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