2012年3月19日月曜日

平成24年度電気学会全国大会



3月21日から23日までの3日間、平成24年度電気学会全国大会に参加します。

島根大学パワエレ研究室からは、学部4年生の桂が発表します。

今回は参加が少なくて申し訳ございません。
今年の9月に開催されるIEEE-ECCE 2012への投稿に研究ネタを集中させたので、学部4年で何故か複数のネタを持っている桂のみの発表となりました。

桂の発表は、21日(水)午前9時からの下記セッションです。
608-A1:電力変換回路・制御方式

発表題目は「三相トランスリンク形マルチフェーズ方式昇圧チョッパ回路における安定制御設計の実機による評価」です。

結合インダクタを用いたマルチフェーズ昇圧チョッパを、解析的に安定化設計した例はこれまで発表されていません。
回路の制御系で、電源屋さんが実機設計した後、アブノーマル試験等で発振現象が起こって、セラミックコンデンサをあちこちに付けて位相の対策したりすることがありますが、この方式を使用することで、そういった心配が無く、設計通りに安定動作可能です。

泥臭い研究ですが、電源屋さんのお役に立てれば、と思って取り組んだ研究内容です。
良ければ聴きにきてみて下さい。


山本は下記セッションで座長です。
607-A4:電力変換回路・制御方式 鉄損,構造解析

このセッションは今までのパワエレ関係の研究とは、趣が全く違います。
今後のパワエレ業界の新しい流れが見えてくると思います。


電機業界は厳しい状況ですが、それ故に新しい流れを自分で起こしていかなければなりません。
その一端を垣間見れると思います。

学会も、電機業界の皆様を少しでもバックアップできるように頑張って参ります。


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