3月15日に富山大学で開催される電気学会全国大会にて、新材料パワー半導体と受動素子に関するシンポジウム講演を開催致します。
表題は「新材料パワー半導体の変換器応用並びにその駆動・パッケージ・受動素子に対する要求性能の最新動向」です。
詳細は下記ページに掲載されています。
https://www.gakkai-web.net/gakkai/iee/program/2017/data/html/sympo/sympo_t.html
日時と会場は下記の通りです。
3月15日(水)午後
富山大学共通教育棟(C13会場)
セッション番号:S9
私が2年間、委員長として運営してきた「電気学会 新材料パワー半導体の変換器応用に関する技術協同研究委員会」の最後のシメのイベントです。
これまで、SiCやGaNパワー半導体自体の議論は盛んに行われて参りましたが、いざ、電力変換器に応用する際、キャパシタやインダクタ・トランスといった受動素子はどうなるのか?という視点はほとんど一緒に議論されることはありませんでした。
このシンポジウムでは、その新しい領域を開拓する初めての試みとなります。
今回は、
・SiC/GaNパワー半導体の駆動方法(山口様・IHI)
・SiC/GaNパワー半導体の実装・パッケージング方法(佐藤様・産総研)
・SiC/GaNパワー半導体応用と相性の良い受動素子(西山様・村田製作所)
・SiC/GaNパワー半導体応用に適した回路技術(松本様・富士電機)
の4つの視点から議論して参ります。
是非、ご参加下さいませ!
※ メールの返信等が滞っている方、再度メール頂ければ幸いです。
※ 1日100通を超えたあたりから、昼間の来客や出張中に来たメールを見過ごすことが多くなっている様子です・・・。
今週の初めは、ローム株式会社様にて講演会を行いました。
その後、ご関係の皆様と飲みに行った際の写真を1枚。
ロームの常務取締役(左・すなわち一般社員からすれば殿上人)と肩を組んでしまった、本研究室OBで新入社員の梅上さん(右)。
この後も、午前様コースで、常務取締役命令で、飲んで、歌って、と、新入社員らしく大活躍でした。(笑)
皆様、大変お世話になりました。
【講演・出版物のご紹介】
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■出版物
- 「自動車用48V電源システム 欧州勢の思惑と日本企業が目指すべき技術開発の方向性」、サイエンス&テクノロジー
※アマゾンサイトはこちら
※書籍紹介ページはこちら
紹介ページ<http://masayamamoto.blogspot.jp/2016/07/48v.html>
48V電源システムに関する現状の市場動向と技術動向を融合させて、欧州の戦略を読み取り、次世代に要求される技術を掲示する、日本初の書籍です。
- 「パワーエレクトロニクス回路における小型・高効率設計法 ~昇圧チョッパから結合インダクタの設計まで~ (設計技術シリーズ)」、科学情報出版
※アマゾンサイトはこちら
紹介ページ<http://masayamamoto.blogspot.jp/2014/11/blog-post_12.html>
※好評で売れているみたいですので(電気工学部門でランキングが4位でした!感謝です!)、アマゾンの在庫が無くなった場合、このサイトからも購入可能です<http://www.it-book.co.jp/books/017.html>
※何度かアマゾンでは売り切れていたそうで、申し訳ございません。
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■講演予定
- 3月1日:「4代目プリウス用PCU分解から読み解く車載用パワー半導体、各部品の最新技術とSiC化に伴う技術動向予測」、TH企画セミナーセンター様主催
※従来のPCU分解解説から発展させ、2020年以降の車載用PCUの技術予測を掲示します。
紹介ページ<http://masayamamoto.blogspot.jp/2017/02/4pcu.html> - 3月9日:「車載用48V電源搭載におけるシステム開発と最新技術および動向」、日本テクノセンター様主催
※48V電源システムの話だけに留まらず、各社PCUの分解写真から、次世代の電力変換器の動向を読み解きます。
紹介ページ<http://masayamamoto.blogspot.jp/2017/02/blog-post.html> - 3月13日:「車載用48V電源システム用DC-DCコンバータ最新技術動向」、トリケップス様主催
※車載用DC-DCコンバータの技術者寄りの解説セミナーです。詳細な技術的な内容まで踏み込んで解説致します。
紹介ページ<http://masayamamoto.blogspot.jp/2017/02/48vdc-dc.html>
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