2012年5月19日土曜日

東京海洋大学訪問記(1)




5月17日に電気学会調査専門委員会を東京海洋大学で開催しました。

今回、委員会のご対応を頂いたのは木船先生をはじめとする東京海洋大学木船研究室の皆様です。

東京海洋大学の建物は非常に古く、重厚感があります。
なんでも、関東大震災のすぐ後に建てられたものらしく、戦後はGHQの総本部だった建物らしいです。



構内には明治天皇が乗られて航海されたことから「明治丸」と呼ばれている重要文化財の船も保存してあったりします。



ちなみに、この明治丸で明治天皇が横浜に寄港されて処女航海を終えられたことを記念して設けられた祝日が、「海の日」だそうです。

そんな博物館みたいな構内を進んでいくと、東京海洋大学の港が見えてきました。
(もう、大学の港という時点で、訳が分かりませんが(笑))



奥の方に、2艘の電気推進船が見えます。

これが、東京海洋大学の電気推進船「らいちょうI」です。
隣は開発者の木船先生。
私の山口大学時代の同級生です。



電気推進船とは、電気自動車と同じイメージで、駆動動力がエンジンからモータに置き換わったもので、プロペラ等で動く基本は同じです。
そして、電気自動車と同じく、バッテリーが動力源ですので、こういった充電器が港に設置されています。



この充電器は、電気自動車用の急速充電器と同じもので、らいちょうIの満充電には20分程度、とのことです。
手前にぶら下がっているのが、充電用接続口です。


それでは、実際に乗り込んでみましょう。


・・・長くなったので、航海記は次回に。





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