2014年11月4日火曜日
文部科学省官房総括審議官がご来学
10月31日は、德久治彦文部科学省官房総括審議官がご来学され、本学の各研究を視察されました。
今回、視察対象となった研究室は、低カリウムメロンで有名な生物資源学部の浅尾俊樹教授、自然災害軽減プロジェクトの総合理工学研究科の汪発武教授、そしてなぜかパワエレ研究室でした。(笑)
視察の様子は、下記の本学のトップページにも紹介されています。
http://www.shimane-u.ac.jp/docs/2014110400023/
文科省の大変偉い方、ということもあり、総力を挙げてのプレゼンをしなければなりません。
しかし、この上のページを見られて分かる通り、他の先生方はご自身で対応されていますが、本研究室はいつも通り、学生に丸投げされています。(笑)
まあ、本研究室の一番の魅力は、学生自身、ですので、前に立たせている訳ですが。
紹介ページでは、修士2年の木村が出ていますが、その他にも下記の様に学生が頑張りました。
研究室の全体説明は、修士2年の川上。
総合理工学部3号館入り口のロビーに、プレゼン会場を強引に設置しています。
ご準備お疲れ様です。
次に、SiCインバータキットの説明は、修士2年の七森。
SiCの導入によるインパクトを分かりやすく紹介。
最後は、馬車型EVの試乗会。
株式会社アクティブの井上社長も同伴頂き、運転して頂きました。
雨天だったので、強引に総合理工学部3号館のロビーを試乗会場にするパワエレ研メンバー。(笑)
今回、研究紹介してくれた修士2年のメンバーは、皆、本研究室の博士課程へ進学する学生です。
通常のこういった研究紹介は、経験を積ませるために学部4年生や修士1年が対応するのですが、今回は1軍を出動させました。
最先端技術の研究から、地元企業様との密接な連携、そして何より、優秀な学生の存在を大きくアピールできたと思います。
・・・電気自動車の説明は博士1年の金澤が頑張ってくれて、紹介しようと思っていましたが、大学側にも私の手元にも写真がありませんでした。
ごめんなさい。(笑)
【以下、連絡事項】
拙書がアマゾンで購入できるようになりました。
(下記の題名をクリック頂ければアマゾンサイトに飛びます。)
パワーエレクトロニクス回路における小型・高効率設計法 ~昇圧チョッパから結合インダクタの設計まで~ (設計技術シリーズ)
トランスの設計法を、ここまで詳細に書いてある教科書や参考書は、なかなか無いと思います。
トランス設計法の基本から、最新のトランスリンク方式の設計法まで、パワーエレクトロニクスの応用の観点から仔細に図説を行っています。
また、パワーエレクトロニクス回路の制御系設計法も、基本的に、そして具体的、実践的に紹介しています。
その制御をアナログからどうやってディジタル化するか、そしてその弊害までも盛り込んでいます。
実は、この教科書、私が着任してから指導してきた5名の学生の修士論文をきちんとした形でまとめたものです。
本研究室の学生のレベルの高さをアピールしたいために出版したようなところがあります。
島根大学に着任して8年。
学生との汗と涙の結晶です。
是非、ご笑覧下さいませ。
この書籍は中級クラス(現場設計者のサポートを想定)ですが、今後は分かりやすい初級の書籍も執筆したいと思っています。
出版社の方々、是非、声をお掛け下さい。
今度は、私がイチから書き上げますので。(笑)
(もちろん、中級クラスで、パワーエレクトロニクス回路におけるキャパシタ設計法や、SiC、GaNパワー半導体の駆動方法等で執筆可能です。GaNパワー半導体応用は、ノーベル賞バブルで売れるんじゃあないかなぁ?(笑))
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