2014年11月9日日曜日

サイエンス&テクノロジー社で講演予定!


12月16日は、サイエンス&テクノロジー社様のご企画で、東京都品川区にて講演予定です。
講演題目は、「パワーエレクトロニクス分野の今後10年の技術予測と執るべき戦略 ~市場・技術動向・予測から次世代パワエレ戦略を練る!~」です。
詳細な内容に関する紹介は、下記ページに紹介されています。

http://www.science-t.com/st/cont/id/23394

いつもは、技術的な内容を掘り下げるのですが、今回は各企業の企画・戦略部門の方々へ向けたお話を、ということで、趣向の変わった講演会となります。
(多分、現在のパワーコンディショナーバブル崩壊を数年前から予測していたことで、こっち側の分野からお声がかかった様子です。(笑))

本研究室では現在、30社以上の企業様と共同研究を行っています。
その関係の中で見えてきた、ニーズ、戦略、今後の技術の方向性を紹介し、私たちはどの分野で技術開発を進めれば生き残れるか、という点について具体的なアプリケーションを紹介していきます。

特に、SiCや、今、ノーベル賞で話題になっているGaNパワー半導体について、どの分野に応用すれば良いか、皆さん攻めあぐねていると思います。
しかしながら、どこを主戦場にすれば良いか、明確に掲示していきます。

SiCはGaNに勝てるのか?
GaNパワー半導体は縦型構造にすべきなのか?
米国の開発動向はどこを目指しているのか?
SiCが生き残れるアプリケーションは?

素朴な疑問にお答えします。

是非、ご参加下さいませ。


【以下、連絡事項】

拙書がアマゾンで購入できるようになりました。
(下記の題名をクリック頂ければアマゾンサイトに飛びます。)

パワーエレクトロニクス回路における小型・高効率設計法 ~昇圧チョッパから結合インダクタの設計まで~ (設計技術シリーズ)

トランスの設計法を、ここまで詳細に書いてある教科書や参考書は、なかなか無いと思います。
トランス設計法の基本から、最新のトランスリンク方式の設計法まで、パワーエレクトロニクスの応用の観点から仔細に図説を行っています。
また、パワーエレクトロニクス回路の制御系設計法も、基本的に、そして具体的、実践的に紹介しています。
その制御をアナログからどうやってディジタル化するか、そしてその弊害までも盛り込んでいます。

実は、この教科書、私が着任してから指導してきた5名の学生の修士論文をきちんとした形でまとめたものです。
本研究室の学生のレベルの高さをアピールしたいために出版したようなところがあります。
島根大学に着任して8年。
学生との汗と涙の結晶です。
是非、ご笑覧下さいませ。

この書籍は中級クラス(現場設計者のサポートを想定)ですが、今後は分かりやすい初級の書籍も執筆したいと思っています。
出版社の方々、是非、声をお掛け下さい。
今度は、私がイチから書き上げますので。(笑)

(もちろん、中級クラスで、パワーエレクトロニクス回路におけるキャパシタ設計法や、SiC、GaNパワー半導体の駆動方法等で執筆可能です。GaNパワー半導体応用は、ノーベル賞バブルで売れるんじゃあないかなぁ?(笑))


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